・支援級在籍だと内申点がつかない。
・内申点がないと公立高校を受験できない。
・頭がよくても、支援級在籍だと
成績はオール1になる。
驚きの話だけど、これって本当なの?
これから中学校に進学する子がいる親には、絶対に知っておいてほしい内容です。
まず先に結論だけ言っておくと、
【地域による!】です。
なんだか、モヤモヤする結論💦
え、どこでも一緒じゃないの?
不公平感が半端ないよね。
いまいち参考にならない結論だけど、ホントそれが現状なのよ。
ちなみに、息子は支援学級在籍だけどごく普通に成績がついたし、進路の選択も普通学級の子と同じでした。
国・数だけ支援学級で勉強したで。
進学先の選択肢は普通学級の子と一緒。
子供が小学生のうちに情報収集をしてくださいね!
では、調べたことをまとめていきます。
高校受験のための内申点は成績で決まる
「通知表」の数字を元に計算します
通知表の呼び方は地域差があるのかな?
「成績表」「通知表」「あゆみ」??
5段階評価の9教科。
この成績表の数字を元に計算したものが、内申点とよばれるものです。
トータル500点満点で合否が決まります。
合否決定の半分が内申点ということで、けっこうな割合です。
計算方法は、都道府県によって違うよ!
支援学級は内申点がつかない?
じゃあ、支援学級の場合はどうなるの?
うちの場合、普通学級と変わらない方法で通知表が出ました。
通知表が変わらないので、当然内申点も普通学級と同じ評価。
内申点が同じだから、進学先の選択肢も普通学級の子と同じになります。
息子が、受験したのは公立高校。
境界知能だから勉強はちょっとしんどくて、偏差値はそれなりのところだけどね。
この内申点の出し方が地域によって違います
そうなの!?
支援学級在籍では、数字の通知表ではなくて、先生が文章で評価という地域があります。
数字が出ないということは、内申点0。
これが内申点がつかない!の正体です。
内申点がつかないと、公立高校を受験できません。
また、数字で通知表を出すけれど、支援学級在籍だとオール1という地域もあります。
その子の学力は関係なく!!です。
勉強ができてもオール1なんて、おかしすぎるよ・・・
支援学級を選ぶリスクは高校受験に不利になる
以上のことから、【支援学級在籍は高校受験に不利になる・・・地域もある】という結論になります。
内申点の扱いがどうなっているかは、住んでいる地域の教育委員会や進学予定の中学校に、直接尋ねるのがベストです。
この記事を書く時に自分の居住地をネットで調べたけど、しっかりとした記載(教育委員会が公表している文書など)はみつけられませんでした。
体験談のような話はあるけれど、今も確実にその情報で間違いないかは分かりません。
数年で変わる可能性も大いにあります。
将来にかかわる大事なことなので、直接確認が1番。
わかった!小学生のうちに直接確認するのが大切なんだね。
高校受験だけを考えて、中学校の在籍学級を決めるわけじゃありません。
でも、内申点のことも知った上で、普通学級にするか、支援学級にするのかを検討しましょう。
普通学級と支援学級と迷って支援学級にしたけど、この情報を知っていたら普通学級にしたのに!なんてことになったら大変!
うちがもし支援学級在籍だと通知表がオール1の地域で、それを知っていたとしたら、普通学級に行かせたと思います。
普通学級でもいいけど、よりよい方として支援学級を選んだよ
子供が小学生だと、先のこと過ぎて高校のことまで考えられないよ~なんて思うんですけどね。
少なくとも、中学校の在籍級をどうするか決める段階で、内申点の扱いは把握おこう。
公立高校を受験できなくてもいろいろな高校がある
今まで書いてきた通り、支援学級在籍だと公立高校の受験ができない地域もあります。
公立高校の受験ができずに選択肢が狭まるのは残念だけど、公立高校が1番いいわけではありません。
その子その子によって、ベストな高校は違います。
今は、発達障害のある生徒のサポート体制が整っている私立高校もあります。
通える範囲の私立高校のホームページを見て参考にしましょう。
サポート体制は整っているけど、アピールしていない高校もあるよ~
オープンハイスクールや問い合わせなどで、特別支援教育に対する考え方を直接聞こう。
息子が受験した高校も、特別支援教育がアピールされているわけではありません。
でも、小学生の時の担任が「理解があっていい高校ですよ」と教えてくれました。
こういう話はみんな知ってるから、偏差値のわりに人気がある高校です。
オープンハイスクールの説明の時にも「手帳がある人は~」なんて、手帳を持っている子が入学してくる前提でお話されてました。
支援学級はないんだけどね
その他、通信制高校もあるし、今は選択肢もたくさんあります。
親としては、公立や私立、全日制や通信制など関係なく、子供が楽しめる高校がみつかるのが1番なんですけどね。
そのために、小学生のうちに情報収集はしておきましょう。
↓こんな対策をしとるで!参考にしてな
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➡ 縄跳びが飛べない【縄跳びの教え方】
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